従来、矯正治療といえばブラケット装置と金属のワイヤーで歯を動かしていきます。
この方法も伝統ある確かな方法で間違いないのですが、
歯に直接装置を付けるので、
“目立つ” “他人から気づかれる”といった欠点があります。
海外では、矯正治療がステータスの1つとなるのですが、
日本だとまだまだ、“装置が見えて恥ずかしい”とのイメージがあります。
透明の取り外し可能なマウスピース型の矯正装置で、ワイヤーを使用しないため、ほとんどつけているのがわかりません。
マウスピース型矯正装置は自分で取り外しができるので、普通に食事や歯磨きができます。これは大きなメリットです。
また普通に喋りやすく会話もでき、ほとんど目立たないため、受付など人前でお仕事をされる方にもおすすめの方法です。通院回数も従来のワイヤー矯正と比べて少なく済むため、遠方からでも安心して通うことができます。
薄く透明な装置なので、つけていてもほとんど気づかれることはありません。
従来のワイヤー矯正は装置が破損しないように、固い食べ物や粘着性の食べ物などは避けていただく必要があります。また繊維性の食べ物などは装置に絡みつき、多少なりとも煩わしさもあります。マウスピース型矯正装置は食事の時に、取り外すことができるので、矯正治療中でも食べ物を制限せず食事を楽しんでいただけて快適です。
従来のワイヤー矯正は、ワイヤーやブラケットによって粘膜や舌に口内炎ができたり、腫れたりすることがありましたが、マウスピース型矯正装置はお口の中を傷つけることはほとんどありません。
従来のワイヤー装置では、治療中の歯磨きが矯正前よりも難しく、特にフロスを使った歯磨きが困難となり、歯茎の腫れや虫歯のリスクもあったのですが、マウスピース型矯正装置は取り外せるので治療中も変わらず歯磨きができて、フロスも普通に使えるので、お手入れがとても簡単です。
マウスピース型矯正装置は金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも安心して矯正治療ができます。
粘膜に傷ができないことも含めて、マウスピース型矯正装置では過度の矯正力がかかることがないため従来のワイヤー装置と比べて痛みが少ないと言われます。
・クリンチェックというソフトで、治療開始前に治療後の歯並びのシミュレーションができます。
・ゴールが明確なので、安心して治療に臨めます。
・最初に精密な歯型をとり、必要なマウスピースをCAD/CAMを利用して作成するため、来院毎に型取りをする必要がありません。
・人工では不可能な0.2~0.3㎜の範囲で歯を動かしいくため、痛みが少なくて済みます。
・マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置【インビザライン】を使用するためには、5年以上の歯科矯正の経験を有し、かつ国内外の大学またはその他施設にて歯科矯正学を履修した歯科医であるとの一定の条件を必要とするため、安心して治療に臨んでいただけます。
・コンピューターにより治療計画を作製できるため、予見性が高く、精密な歯の移動が可能となります。また、部分的なワイヤー矯正との組み合わせにより、多くの歯並び治療に対応できます。
・世界中で急速に普及しており、今後も利用者は増え続けるシステムと考えらます。